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スポーツにおける司令塔(しれいとう)は、パスや他の選手への指示によって試合の流れをコントロールする役割を果たすチームの中心選手のことを指す。プレイメーカー (英:''playmaker'') 〔ゲームメーカーとも呼ばれるが、これは和製英語である。〕、パサーとも呼ばれる。 ; 一般的な例 * アメリカンフットボール - クォーター・バック * バレーボール - セッター * バスケットボール - ポイントガード * サッカー - 中央のミッドフィールダー * 野球 - 捕手 * 競輪 - 経験・実績を積んだ追込選手(「北日本の司令塔〔KEIRIN Express 立川競輪場開設60周年記念特設サイト 〕」「中部の司令塔〔岐阜競輪 服部佳代子のレース展望 〕」など) ただし、この言葉はそのポジションそのものを指すものではなく、役割やタイプを表す言葉である。 == サッカーにおける司令塔 == サッカーにおいても他のスポーツと同様に司令塔は試合の流れをコントロールする役割を果たすチームの中心選手のことを指す。日本においては、中田英寿がフランスワールドカップに向けての最終予選で攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)をしており、ワールドカップ出場を決めたイランとの試合において、2アシストを決めたこと、および中田の特異なファッション、言動から中田ブームが起き、中田ブームとともにこの言葉も定着した。そのため、2000年代前半までは主に攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)で、フォワードにパスを多く出すタイプの選手を指して使われた。しかし、近年のサッカーではより低い位置から攻撃を組み立てようとする傾向が強くなり、チームによってはDFや守備的ミッドフィールダー(ブラジルワールドカップ最終予選での遠藤)が司令塔の役割をこなし、トップ下の選手にパサータイプを置かないというチームも多くなった。例えば、2010-11のボルシアドルトムントにおいては香川は攻撃的ミッドフィールダー(トップ下)であるが、司令塔ではない。 イギリスでは、司令塔的な選手のことを“ジェネラル(将軍)”、または“ミッドフィールド・ジェネラル”と呼ぶ。これは、アメリカンフットボールでクォーターバックのことを“フィールド・ジェネラル”と呼んでいたことに由来する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「司令塔 (スポーツ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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